とんでも久しぶりですが、2025年の振り返り。
2025年は大変化の年だった。
9月から、20何年かぶりにフルタイムワーカーとなってしまった。
直近まで、近所の某施設でかわいい乳幼児を相手にゆるゆると働いてた。
朝ドラを見てお弁当持って、自転車で通勤。こんな私でも年齢的にはちょうど真ん中くらいという居心地はいい職場だった。
資格取って働いてるし、という自負みたいなものも少しはあった。
その一方で、昔の友だちでもママ友でも、オフィスで働いている人の話を聞くと、なぜだかいつも心がざわざわしてた。
通勤電車とか在宅勤務とかパソコン仕事とか、そういう話を聞くたびに、羨ましいようなやりたいような、でもできないかな、とにかく自分とは全く違う世界だなあと思ってた。
今年の頭、だいたい年に2回くらい生存確認のために会ってる昔からの友だちに「で、サクラちゃんはずっとその仕事続けるの?」と言われて目が覚めた。
今日明日はいいけど、1年後5年後までずっとこのままでいいわけなんかない!と。
元気に働けるのだって、そんなに長い時間が残されているわけではない!
某施設で納得して働いてるはずなのに…、実はまったく納得してなかったんだなあ。
そこからは怒涛の展開だった。
派遣会社に登録し、スーツを買い、面談をし、気になる仕事にエントリーしては落ち、ということをしているうちに季節は夏になっていた。
途中もともと勤めていた某施設で管理者まがいのことをやることになり、社会保険をがっぽりとられるようになったときには、絶対に転職してやる!と思いを再度強くした。
最初は週5なんて無理だから週4のオフィスワークを探すと言っていたはずが、いろいろ見ているうちに週5勤務の仕事に目を向けるようになっていた。
真夏の暑い日、初めて書類が通って面接というか顔合わせに行った職場で、今働いている。
地下鉄で出勤し、首から社員証を下げ、名刺とパソコンを支給され、オンライン会議に出る。
もくもくとPCを打っていると、誰かが出張のおやつを配ってくれてしばし和やかに歓談になる。
洗面所には棚があって歯ブラシをしまえる。
そんなことがいちいちうれしくて仕方がない。
心配していた人間関係も、穏やかな人ばかりで初日にほっと胸をなでおろした。
もう一つ心配だった体力的な問題も、最初の1週間は疲れ果ててたものの、徐々に慣れていくことができて今に至る。
基本残業はないので18時には家に帰れる。
大げさではなく私は、大当たりの仕事を引き当てたと心底思っている。
余談だけど、前職場でわたしが辞めることをスタッフ会議で周知したときの、周囲の驚きは気持ちよかったなあ。